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パリ建築散歩 ルイヴィトン美術館へ
今回は、人気のグッズも豊富なルイヴィトン美術館についてお話しします。パリ好きが集まるこの美術館、建築デザインに興味があるメンバーも多いのではないでしょうか。私もパリが大好きで、新しいものから古いものまで、建築デザインを学びながら定期的に訪れています。毎週週末は、そんな中で見つけたモダンなパリの建築情報をお届けします。
フランク・ゲーリーによる傑作
2014年にブローニュの森に誕生した、巨大なアート建築。設計を手がけたのは、アメリカ人建築家フランク・ゲーリーです。
彼は、ロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホールやビルバオのグッケンハイム美術館など、曲線美を追求した作品で有名な巨匠です。実は、日本にも彼の作品があり、神戸の「フィッシュダンス」もその一つです。
巨大な帆船のような外観
美術館は、3600枚のガラスパネルと19000枚ものコンクリートパネルで構成されており、まるで巨大な帆船のようです。
ゲーリーは、この建築について、「変わり続ける世界と同様、時間や光に応じて進化し、変化を生み出す建築を目指した」と語っています。その設計図や施工方法には、誰もが驚かされることでしょう。
建物の造形は複雑ながら、色彩はシンプル。2016年には、期間限定のアートイベント（ダニエル・ビュレン展）でガラスパネルにカラーフィルムが施され、パリの洗練されたセンスに改めて感動しました。（写真は通常バージョンと限定バージョンを比較しています）
このおしゃれ心が、私が何度もパリを訪れたくなる理由の一つです。
アクセス情報
最寄りの駅はメトロ1号線のLesSablons駅です。凱旋門からシャトルバスも出ていますが（美術館のチケットがあれば無料）、混雑することもあるので、天気が良ければ、メトロ駅から森の自然を楽しみながら歩くのがおすすめです。
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